vol.35
January 29, 2021
丸山晩霞記念館で開催中の「どうぶつ尽」展に、地元 東御市立東部中学校 美術部の皆さんが遊びにきてくれました。
純粋無垢なお客様を前に、トークの内容にも少々熱が入りまして。
丸山晩霞記念館で開催中の「どうぶつ尽」展に、地元 東御市立東部中学校 美術部の皆さんが遊びにきてくれました。
純粋無垢なお客様を前に、トークの内容にも少々熱が入りまして。
「どうぶつ尽」(丸山晩霞記念館)の搬入設営の様子です。美術館規模の展示となると彫刻作品はそれはそれは大変。
今回も工房スタッフ総出、館長にもお手伝い頂き3日間かけて理想の空間が出来上がりました。
大日如来像を支える八体の獅子、それに金箔を貼ってゆきます。全体が金色に変わると気持ちも一気に完成へと加速します。
途中途中、スタッフ皆で眺める時間はなんとも良いものです。
アカデミックなモチーフほど、過去の作例の模倣にならず自分らしい作品に彫り上げることは難しいものです。
そのことの尊さをアシスタント達に理解してもらいたく説明をしていますが、これは自分自身に対しても常に言い聞かせていることです。
vol.30の続き、大塚純司ご住職との対談です。
ご住職の仏像に対するお考えやご発言、賛否両論あるかと思いますが、それをさらに説得力あるものにするかどうかは自分の創る大日如来坐像の出来映えにかかっています。極めて高いハードルですが、必ずや誰も観たことのない大日如来坐像を創り上げることをお約束致します。
(※ 一部、醍醐寺の弥勒菩薩像の作者について言い間違いがあります。正しくは快慶作です。)