vol.119
January 31, 2023
金属の装飾パーツを一任している七宝作家の菊地貴子、vol.113では不安でいっぱいの表情でしたが、その後迷いを断ち切りノビノビと創作をしてくれています。
担当者自らが思い切り楽しんでさえくれれば、あとは自分があれこれ口を出さずとも魅力的なものになることは間違いありません。
金属の装飾パーツを一任している七宝作家の菊地貴子、vol.113では不安でいっぱいの表情でしたが、その後迷いを断ち切りノビノビと創作をしてくれています。
担当者自らが思い切り楽しんでさえくれれば、あとは自分があれこれ口を出さずとも魅力的なものになることは間違いありません。
昨夏、AMMON TOKYOにて開催された工房スタッフ展の様子、および現在AMMON KYOTOにて開催中の巡回展の準備の様子です。
一流の写真家さんに初めて自分の作品を撮ってもらった時の緊張と感動は自分でも鮮明に覚えているので、彼らの嬉しい気持ちはとてもわかります。
動画内の金箔貼り作業に限らず技法をスタッフからスタッフへと教え合い、また若いうちにはなかなか扱えない規模の材料や素材に思う存分触れさせる事は工房制の大事な責務のひとつだと思っています。
いよいよ制作もクライマックス、本尊の彫りを終え漆塗り作業に入る瞬間です。
と・・そのとき不可思議な現象が。
今回は少々オカルトミステリー、信じるか信じないかはあなた次第です。
像全体の一番頂点に配する宝塔、かなり独創的なデザインですが、これは当工房の建築デザインを反映させました。
賛否あるのは承知の上ですが「この場所から像すべてを生み出した」という矜恃とでも言いましょうか。