vol.50
May 23, 2021
大日如来像を支える獅子8体も随分と彩色が進み、細かい描写の段階に入ってきました。
自分の思い描くイメージを彩色スタッフに伝え、それをすぐに理解、具現化してくれるのは経験と技術があるからこそ。とても心強いです。
大日如来像を支える獅子8体も随分と彩色が進み、細かい描写の段階に入ってきました。
自分の思い描くイメージを彩色スタッフに伝え、それをすぐに理解、具現化してくれるのは経験と技術があるからこそ。とても心強いです。
2021年の干支モチーフ作品 『 Fighting bull 』 のメイキングです。
小さい作品を手の中でチマチマと彫るのはそれはそれで楽しいものですが、年々老眼鏡とルーペが不可欠になり、、、
大日如来の腕部分制作の様子です。
智拳印は両手が繋がっているため、両手首から両肩へと図面通り正確に繋げる作業はなかなかの難所であり、
それだけに綺麗に繋がったときの嬉しさはひとしおです。
大日如来像を支える無数の金属パーツ、それらも全て的確な強度とサイズのものを特注で制作します。たとえ見えない部分であってもイチから創る、そうすることで像全体のオーラと説得力が違ってくると信じています。
大日如来を支える八頭の獅子にはそれぞれ八大明王を振り当て、それぞれの明王の三昧耶形(象徴持物)を携えることで獅子でありながらも各明王を表現しています。
これは今回の大きな試みのひとつです。