vol.36
February 5, 2021
完全版大日如来坐像プロジェクトは、施主である讃岐國分寺の大塚ご住職からも沢山のアイデアやご要望を頂きながら試行錯誤を重ねております。
なかにはハッとさせられる発案やご指摘も頂きます。そしてときにはこんなご要望も・・・
完全版大日如来坐像プロジェクトは、施主である讃岐國分寺の大塚ご住職からも沢山のアイデアやご要望を頂きながら試行錯誤を重ねております。
なかにはハッとさせられる発案やご指摘も頂きます。そしてときにはこんなご要望も・・・
丸山晩霞記念館で開催中の「どうぶつ尽」展に、地元 東御市立東部中学校 美術部の皆さんが遊びにきてくれました。
純粋無垢なお客様を前に、トークの内容にも少々熱が入りまして。
「どうぶつ尽」(丸山晩霞記念館)の搬入設営の様子です。美術館規模の展示となると彫刻作品はそれはそれは大変。
今回も工房スタッフ総出、館長にもお手伝い頂き3日間かけて理想の空間が出来上がりました。
大日如来像を支える八体の獅子、それに金箔を貼ってゆきます。全体が金色に変わると気持ちも一気に完成へと加速します。
途中途中、スタッフ皆で眺める時間はなんとも良いものです。
アカデミックなモチーフほど、過去の作例の模倣にならず自分らしい作品に彫り上げることは難しいものです。
そのことの尊さをアシスタント達に理解してもらいたく説明をしていますが、これは自分自身に対しても常に言い聞かせていることです。