vol.91
May 16, 2022
ストップモーション・アニメーションの技術で数々の映画やCMを生み出すTECARATさんのスタジオ見学記です。
八代監督直々にご説明頂き、贅沢で刺激的な時間を過ごさせて頂きました。
それに比べてウチのアシスタントのチープな人形劇ときたら、、どうかご愛嬌のほど、、
ストップモーション・アニメーションの技術で数々の映画やCMを生み出すTECARATさんのスタジオ見学記です。
八代監督直々にご説明頂き、贅沢で刺激的な時間を過ごさせて頂きました。
それに比べてウチのアシスタントのチープな人形劇ときたら、、どうかご愛嬌のほど、、
完全版大日如来坐像を支える屋台骨「大皿」、木彫原型の制作を始めてから約2年半を経てついにブロンズで仕上がりました。
本尊と大蓮華座、合計約600kgを大皿が受け止めるこの構造は、間違いなく仏像史上初です。
この後、工房にて彩色を施し完成となります。
一般的に蓮弁は木釘などで蓮華座本体に留めますが、今回は鋳物のポケットを厚みごと4種類、計32個制作しそれに差し込む方式をとりました。
こんな面倒な方法はおそらく前代未聞だと思いますがそれには勿論理由があります。その理由とは・・いずれのお楽しみに。
大光背の彩色について彩色スタッフと熟考を重ねています。この頃はまだ考え方が整理されておらず「エイジング」と言っていますが、
その後「発光」と「影」という考え方に統一しました。