vol.26
November 17, 2020
大日如来でお顔の次に重要と言えるパーツ「智拳印」の制作の様子です。
必ず目が行く場所でもあるので気が抜けず、その美しさやバランスの善し悪しは玄人素人問わず一目瞭然ですから誤魔化しがききません。
今回は印を結ぶ両手を一木で彫る方法を採りました。
新たな試み、彫刻家視点の映像も合わせてお楽しみ下さい。
大日如来でお顔の次に重要と言えるパーツ「智拳印」の制作の様子です。
必ず目が行く場所でもあるので気が抜けず、その美しさやバランスの善し悪しは玄人素人問わず一目瞭然ですから誤魔化しがききません。
今回は印を結ぶ両手を一木で彫る方法を採りました。
新たな試み、彫刻家視点の映像も合わせてお楽しみ下さい。
鋳造での制作は黒谷美術の職人さん達のご苦労抜きには成し得ません。
とくに串田さん(立山工場 次長)とは、自分がまだアシスタントをしていた頃からかれこれ20数年来のお付き合い。
串田さんはその高い技術力はもちろんのこと、ご本人のキャラクターもなかなか味わいがございまして・・・
いよいよ今回の富山出張最大の山場、大皿パーツと獅子とのフィッティング作業です。
一つ一つ、目と手とそして経験を頼りに調整していきます。
最後見事にピッタリとはまり皆の歓声が上がったとき、ものを創ることの幸せをあらためて噛みしめました。
黒谷美術立山工場では、大皿パーツの調整作業の他にも、現在制作依頼中の様々な作品の確認も行います。
我々も普段見ることの無い貴重な職人技に興味津々です。
【訂正】
1:03 作品タイトル
誤: 疫鎮めの龍の香炉
正: 疫鎮め龍の香炉