vol.11
July 24, 2020
ウチの工房では将来を夢見る若者たちがアシスタントとして日々働いてくれています。
始業は9時。北千住駅から工房に向かう彼等の出勤の様子です。
まさに三者三様、それぞれに個性があり、だからこそ共に働いていて楽しさもありそして苦労もあり・・・
ウチの工房では将来を夢見る若者たちがアシスタントとして日々働いてくれています。
始業は9時。北千住駅から工房に向かう彼等の出勤の様子です。
まさに三者三様、それぞれに個性があり、だからこそ共に働いていて楽しさもありそして苦労もあり・・・
完全版大日如来坐像制作プロジェクトですが、最低千年残る仏様にするためには彩色も天然の顔料を使わなければなりません。
そこで腕利きの日本画家 塩崎顕くんを彩色の主任として迎え協力を仰いでおります。
塩崎くんとは美術予備校時代18歳からの付き合い。籔内工房でも共にアシスタントを務めたいわば戦友です。
何でも言い合える友達と今またこうして大仕事を共に出来る事、本当に嬉しいのです。
毎夏恒例、談志師匠から頂いた金言を染めた「創るのかぁ、、困った奴だ、、」手拭いですが、今年も綺麗に染め上がりました。
先日、工房一同で念願の染め工場見学をさせて頂いたので、その時の様子を。今や全国でも貴重となった”注染”の技を是非ご覧下さい。
職人さんは、ただただひたすらにかっこいいのです。
工房のアシスタント達は、彼ら一人一人もまた若き作家です。
昨年、彼らと共に作品を発表する工房展を初めて開催致しました。
その搬入設営の様子を少しばかり。
工房の仕事と自分の作品制作の両立は、もちろんラクなものではありません。
中には徹夜続きで寝不足が限界の奴も。
木彫作品といえど、ときには金属パーツも使います。
とはいえホームセンターで売っているような既製のパーツは、作品の持つ雰囲気やオーラを汚すように思え極力使いたくありません。
なにより、使用場所や用途にぴったりと合ったオリジナルパーツを使うと仕上がりが格段にレベルアップします。
いつもそんな要望に柔軟に応えてくださる心強い金属加工のスペシャリストがいます。
今回の D.B.Factory Film は、その方のご紹介と共にパーツ製作の打ち合わせの様子です。