メーカーショールームのススメ

April 13, 2019

 

 

 

 

 

 

展覧会に使う機器や工房照明の購入検討のため、ここ最近リコーさんとオーデリックさんのメーカーショールームを訪ねる機会が続きました。

 

メーカーショールームはたいてい、予約をして社名や肩書きや名前も伝えて・・と一手間かかりますけど、商品についての親切な説明はもちろんのこと、とにかく実物を見てさわって、疑問点を徹底的に質問して・・ということをしたい時には、量販店の比ではありません。

なにより、たいてい空いているし、最初から最後まで担当者がきちんと付いて下さるうえに、お茶を頂き、時にはお土産まで下さるにも関わらず「ここまでさせておいて買わなきゃ帰さないぞ」的威圧も一切無く、なんというかとても品が良いのです。

 

リコーさんはプロジェクターの新しい可能性をたくさん提案してくれましたし、店舗照明専門のオーデリックさんでは、照度や色味、光の広がり角度を確認するための部屋の天井全体が上下に昇降するシステムに驚愕しました。

 

ショールームを後にする頃には、すっかりその商品に精通したかのような錯覚と自信に包まれ、早く誰かにこの知識をひけらかしたい衝動にかられるのです。

 

あとは、自分のような会社人間でも企業人でもなく、かといって個人的趣味の買い物でもないという微妙な立ち位置の人間の場合、「D.B.Factory 代表 大森暁生」と申込書に書き込む毅然とした態度と、若干のハッタリ感を振り払うほんのちょっとの勇気が必要なわけですが。

 

 


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