工房よりお知らせ
July 12, 2018
工房スタッフのひとり瀬戸優が、7月12日(木)より新生堂(東京・青山)にて、ガラス作家の下田顕生さんとの二人展を開催いたします。
お近くにお越しの折には、ぜひご意見頂けましたら幸いです。
彫刻家 大森暁生
瀬戸優 × 下田顕生 展
会期:2018年7月12日(木)〜27日(金)
11:00〜18:00(最終日〜17:00)
会場:新生堂
〒107−0062 東京都港区南青山5−4−30 Tel:03−3498−8383
創るのかぁ、、困った奴だ、、2018
July 3, 2018
昨年につづき今年も、談志師匠から直々に頂いた金言「創るのかぁ、、困った奴だ、、」手拭いつくりました。
制作に至るまでの熱いエピソードは昨年のブログをどうぞ。
http://akioohmori.com/voice/tsukurunokaa/
今年はグレーの地に墨黒文字、そしてロゴマークを朱、の3色染め。
実はこの配色、談志師匠のお別れ会の際にいただいた手拭いがこの3色染めで、それはそれは素晴らしかった。
なので今回のテーマはその手拭いへの”オマージュ”。
もちろん制作は談志師匠が生前贔屓にしていた戸田屋商店さんで”談志仕様”、そしてなにより談志師匠のご家族公認。
ただし性質上、販売は出来ませんので、今後ご縁のある方に差し上げたいと思っております。
談志師匠、則子さん、慎太郎さん、弓子さん、今年も夢の手拭いが染め上がりました。
どうもありがとうございます。
彫刻家 大森暁生
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「創るのかぁ・・困った奴だ・・どうにもならない。創意と心中してみるか、 立川談志」
銀座のTee Offで初めてプライベートの談志師匠にお会い出来る機会を頂き、緊張と興奮の中、何かにサインを頂こうと、彫刻刀をしまう長年愛用の道具箱を抱え、そして談志師匠にその薄汚れた道具箱とマジックペンを差し出し書いて頂いた言葉です。その時の、シャイで温かく優しいオーラは今でも忘れられません。生前、2003年のことでした。
毎日、彫刻をする叩き台の傍らにはこの言葉があり、惰性やマンネリに逃げようとする自分を戒めてくれます。
「命は大事にすると必ず一生もつ」は談志師匠の言葉。よし、命のかぎり彫刻と心中してみるかぁ。
彫刻家 大森暁生
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コラム Please do disturb
vol.32 「追悼 立川談志」前編
http://www.gei-shin.co.jp/comunity/06/32n.html
vol.33 「追悼 立川談志」後編
http://www.gei-shin.co.jp/comunity/06/33n.html