創るのかぁ、、困った奴だ、、

September 5, 2017

ずっと前からいつか作ってみたいと思っていた、念願の手拭いが染め上がりました。

夏にぴったり・・・いや夏はもう終わりか、、えー、、残暑厳しく・・・ない、すごく涼しい、、んー、まぁ細かいことはいいか。

とにかく嬉しい。

談志師匠から生前直接頂いた言葉は、まさに自分のスローガンロゴ『 CREATION IS NOT OVER ! 』そのもの。

そこで、戴いた言葉に合わせてあしらってみました。

制作は、談志師匠と立川一門御用達の手拭い屋さんでお願いし、生地やサイズ、「のし」の文字もぜんぶ談志仕様で。（談志師匠の手拭いは、いわゆる手拭い用生地ではなく浴衣用の反物を使われていたので、一般的な手拭いよりも大振りでした）

なによりこの手拭いは、息子さんの松岡慎太郎さん、娘さんの松岡弓子さんの許可のもと作らせていただきました。

つまりいろいろオフィシャルなのです。

ただし性質上、販売は出来ませんので、今後ご縁のあったかたにお配りしますね。

慎太郎さん、弓子さん、夢のような手拭いが出来上がりました。

どうもありがとうございました。

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「創るのかぁ・・困った奴だ・・どうにもならない。創意と心中してみるか、　立川談志」

銀座のTee Offで初めてプライベートの談志師匠にお会い出来る機会を頂き、緊張と興奮の中、何かにサインを頂こうと、彫刻刀をしまう長年愛用の道具箱を抱え、そして談志師匠にその薄汚れた道具箱とマジックペンを差し出し書いて頂いた言葉です。その時の、シャイで温かく優しいオーラは今でも忘れられません。生前、２００３年のことでした。

毎日、彫刻をする叩き台の傍らにはこの言葉があり、惰性やマンネリに逃げようとする自分を戒めてくれます。

「命は大事にすると必ず一生もつ」は談志師匠の言葉。よし、命のかぎり彫刻と心中してみるかぁ。

彫刻家大森暁生

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コラム Please do disturb

vol.32 「追悼立川談志」前編

http://www.gei-shin.co.jp/comunity/06/32n.html

vol.33 「追悼立川談志」後編

http://www.gei-shin.co.jp/comunity/06/33n.html