創るのかぁ、、困った奴だ、、2021
July 31, 2021
毎夏恒例、談志師匠から頂いた金言を染めた、松岡家公認「創るのかぁ、、困った奴だ、、」手拭い、今年も「梨園染 戸田屋商店」さん、そして「旭染工株式会社」さんの職人技により見事に染め上がりました。
今年は艶やかな紫。
戸田屋商店さんでサンプルを拝見した瞬間、真っ先に落語の演目 『 紺屋高尾 』 が思い浮かびました。
手の指が染料で真っ青に染まった一介の染物職人と、遊郭最高位である太夫との純愛物語。
今夏は少々熱々のテーマでございます。
例年同様、ご縁あるかたに差し上げたいと思います。
ぜひとも日常使い頂けましたら幸いです。
彫刻家 大森暁生
D.B.Factory Film vol.9 「手拭い染め工場見学」
コラム Please do disturb
vol.32 「追悼 立川談志」前編
http://www.gei-shin.co.jp/comunity/06/32n.html
vol.33 「追悼 立川談志」後編
http://www.gei-shin.co.jp/comunity/06/33n.html
巨鳥の影
July 31, 2021
本日、徳間書店より発売の 『 巨鳥の影 』(長岡弘樹 著)の装丁に、大森暁生の「Eagle’s hearts(Type-A)」を採用いただきました。
長岡弘樹さんは、木村拓哉さん演じる「教場」などの原作を書かれている推理作家さんです。
まだお会いしたことはありませんが、歳も長岡さんが二つ上とのこと、同年代なんだか勇気を頂けました。
『 巨鳥の影 』 は短編集なので、ほかにもいくつかストーリーが掲載されているのですが、「鏡面の魚」や「見えない牙」など、なんだかシンパシーを感じるタイトルで勝手に他人とは思えない気持ちです。
いつか世の中が落ち着いた頃、長岡さんとお会いしてみたいです。
素敵な出会いを頂きました長岡弘樹さん、そして徳間書店さまおよび関係者皆さまにこの場をお借り致しまして御礼申し上げます。
ありがとうございました。
彫刻家 大森暁生
徳間書店 『 巨鳥の影 』(長岡弘樹 著)
https://www.tokuma.jp/smp/book/b588595.html