Z-107
February 15, 2014
以前、このVoiceで山田照明のZ-618の事を書きましたが、先日、工房での作業用としてZ-107を複数台購入。
備品を人数分揃えるのはそれなりに出費ですが、同じモノが整然と並ぶ様子はなんとも気持ちの良いもので。
中学生の頃、ベージュのZ-107を実家の勉強机で使っていましたが、メーカーさん今はブラックのみの展開のよう。だけどあとは何も変わらず、この丸み、このシェードの大きさ、そしてこの雰囲気、やっぱり落ち着きます。30年以上、基本デザインを変えていないというのも納得。そもそも、Zライトの原型はアメリカの工場で使われていた作業灯だったという歴史からも、工房との相性は抜群です。
また、LED電球全盛の時代ですが、白熱球は手元照明としてだけでなく、その熱を利用してボンドやペイントの乾燥促進に使えるというメリットがあります。
そういえば当時実家でも、母の目を盗んで電球にプラ板を押し当てて曲げたりタミヤカラーを乾かしたり、そんな使い方ばかりで勉強に使った記憶はほとんどないのです。
http://www.zlight.net/incandescent/z_107.html
祝席
January 28, 2014
昨日は上野の東京都美術館で開催中の東京藝術大学卒業修了作品展へ。
卒制展など十数年ぶりに足を運んだけれど、今も昔も変わらぬこのルーティーンは、はたして学生のためのものなのか、大学(またはそこで働く教員)のためのものなのか。
夜は上野公園内の「韻松亭」にて、アシスタント達の卒業祝い。
彼らがまだ学部1年生だった頃からの付き合い、それなりに感慨深いものだ。
伏見さん、結賀さん、素敵な席を設けてくださり、ありがとうございました。