Voice | AKIO OHMORI

July 5, 2014

代官山蔦屋書店２号館２階 Anjinにて開催しております「大森暁生展」、会期も残り約１週間となりました。

お茶やお食事と共に、是非お楽しみ頂けましたら幸いです。

彫刻家大森暁生

大森暁生展

会期：２０１４年６月１７日（火）〜７月１３日（日）

会場：代官山蔦屋書店２号館２階 Anjin

住所：東京都渋谷区猿楽町17-5

開催時間：朝９時〜深夜２時

お問い合わせ：075-432-1201（マリア書房）

主催：マリア書房

協力：Anjin

July 5, 2014

横浜そごう美術館へ「SIMONDOLL 四谷シモン」を観に。

四谷シモン氏の作品を初めて知ったのはいつの頃だったろう？

キリストと思えるマスクの作品が雑誌の表紙になっていて、圧倒的な存在感に引き込まれたのが最初の出会いだったように思う。以来、自身の作品のいたるところに”四谷シモン”の影響がある。

その後、”月刊ギャラリー”の企画でシモンさんと対談をさせて頂く好機が訪れた。ちょうどいまから１０年前のこと。

「SIMONDOLL 四谷シモン」を観たあと、久しぶりに棚の奥から引っ張り出し、読み返してみた。当時の自分のあまりにも拙い質問の数々に赤面の思いだけれど、言っていることはそんなに今とブレていなかったし、そのときシモンさんから頂いたアドバイスの多くはその後今日まで、実践しているつもりだ。

「SIMONDOLL 四谷シモン」では会場の至る所にシモンさんの言葉がパネルになって掲示されている。その中には今日までに影響を受けた人や出会いや出来事がありのままに書かれている。

作家は影響の源、場合によっては”ネタ元”を隠したがるものだが、自分の作品に確固たる自信のある作家ほど、きちんとそれを話し伝えてくれる。

自分自身、そういう影響も多分に受けていると思う。