Voice | AKIO OHMORI

March 22, 2017

劇画家上村一夫さん（1940-1986）の代表作のひとつ『凍鶴』がイタリア・ナポリで開催のコミックフェスティバル『COMICON ２０１７』で、クラシックコミックのベストエディション部門にノミネートされたそうです。

『凍鶴』は自身、上村一夫さんを知るきっかけとなった一番大好きな作品。

当時、自分の創る女性像のイメージとあまりにも重なる表現をする先人がいたことに、驚きや悔しさよりもたまらない嬉しさを感じ、その後ご家族の許可を頂き、貴重な原画とそこから影響を受けた彫刻とを共に展示した「凍鶴上村一夫へのオマージュ」という個展開催に繋がりました。２００１年、１６年前のことです。

今でも上村一夫さんの世界観は、自身の原風景のひとつであるような感覚があります。

このたびの栄えあるノミネート、おめでとうございます。

彫刻家大森暁生

©上村一夫オフィス

March 17, 2017

昨春以来、高島屋６店舗巡回個展会場および関係画廊、美術館等々のご協力により行っておりました、熊本地震に際しての熊本市動物愛護センターへの支援金活動ですが、約一年分を集計致しまして、先日、確かに物品をお送り致しました。

実は以前２０１１年に行った同活動の際には、現金でのお届け、お渡しが可能だったのですが、その後、県の条例が変わったようで、現在は直接、熊本市愛護センターへ現金でお渡しすることが出来ない状況でした。

そのため、愛護センターの皆さまとご相談させて頂き、職員の皆さまからのご要望を伺いまして、ペット用のステンレスサークルおよび屋根を６セット購入し、物品としてお届けする事となりました。

本日、担当の方より、無事物品お受け取り頂きました旨ご連絡を頂きましたので、ここにご報告申し上げます。

内訳は以下の通りです。

〈熊本地震に際しての熊本市動物愛護センターへの支援金集計報告〉

支援金合計：２９１，６００円

購入物品：ワンタッチステンレスサークル９００（トレー付き）　４３，２００円（税込）　×６台

　　　　　　上記サークル用屋根　５，４００円（税込）　×６台

上記合計：２９１，６００円

以上です。

活動へのご理解ご協力を頂きました大勢の皆さまに御礼を申し上げますと共に、此処にご報告とさせて頂きます。

彫刻家大森暁生

熊本市動物愛護センターHP