Warehouse
May 2, 2017
今の工房に移り住んで早12年目。
なぜか増え続ける荷物(無駄なモノを買っているという自覚は無い)に加え、当時一人で仕事していた頃には持て余していた空間も、スタッフ達と仕事をするようになり気付けばずいぶんと窮屈になり、ここいらで少し荷物を逃がす場所が必要になりました。
そこで、工房のすぐ近くに倉庫を借りることに。
まぁ、本格的な倉庫はもう少し先の目標として、まずは一時的に数年間使えたらいいかな、と。
そんな臨時倉庫とはいえ、やっぱり多少は綺麗にしてから使いたいもので、スタッフ総出でペンキを塗ったり掃除をしたり。
現状渡しのお値打ち物件も、とりあえず入口の中華な赤いテントを黒く塗っただけでそれなりに雰囲気。
あー、このワクワク、20代の頃はじめて長屋の小さな工房を構えたときの気分。
いいねいいね ♪
というわけで気分一新、荷物も片付き広くなった工房で益々頑張ってまいります。
ILLUSTRATION BY ASADA HIROYUKI
April 28, 2017
5月4日(祝・木)開催の漫画家 浅田弘幸さんとのトークライブに向け、浅田さん直々にウチのファクトリーロゴを描きおろして下さいました。
普段はシルエットのみの『ぬけない棘の狼』が、まさに浅田テイストのキラキラとした光りと影を与えられ、立体感あるマークへと変貌しました。
自らファクトリーロゴを作ったのは、たしか15年くらい前かなぁ。
当時は、作家が自らの工房なりアトリエに屋号を付けることはあっても、なかなかロゴマークまでつくる奴なんか居なくて、「なんで作家がロゴマークなの?」「ブランド気取ってんの?」なんてまわりからはずいぶん茶化されました。
自分としては、どうやったら彫刻家で喰っていけるのか?その試行錯誤の一つとして、一点モノの作品とは別にファクトリーラインのようなグッズや商品がつくれないものか?そんなことを漠然と考えていて、その取っ掛かりとしてまずはロゴマークだと。
けれど、最初のうちはせいぜい自分の名刺の片隅に印刷するくらいしか活用場所もなく、ただのカッコつけと言われても反論もできず、、。
それでも気持ちを持って動いていればやがて夢は叶ってゆくもので、のちにいくつものアパレルさんとコラボレーションをさせてもらったり、CDジャケットのイラストを描かさせてもらったり、そういう異業種との仕事をさせて頂けるようになり、そんなときにはこのファクトリーロゴが有名ブランドのマークの横に照れくさそうに並んで記載され、それが嬉しくて誇らしくて。
今回、その大切なロゴマークを浅田さんがさらに素敵に彩ってくれました。
作品もロゴも、成長していくんだな。
浅田さん、どうもありがとうございます。
トークライブ当日には、このILLUSTRATION BY ASADA HIROYUKI ロゴを使用したコラボグッズの販売も予定しております。
ぜひ楽しみにお越し下さい。
彫刻家 大森暁生
浅田弘幸(漫画家)× 大森暁生(彫刻家)
トークライブ at D.B.Factory
花の咲く場所 -Flowers Always Bloom Somewhere-
http://akioohmori.com/voice/flowers-always-bloom-somewhere-mousikomi/
カフェソードフィッシュ