赤めだか
December 30, 2015
昨夜が忘年会で遅かったもので、一日遅れて録画しておいた「赤めだか」。
原作に少し手を入れていた部分もあったけれど、すっかりその世界に引き込まれてしまった。
数年前、まだ談志師匠がご健在だった頃、銀座「美弥」での高座の打ち上げに同席させて頂いたことがある。
すでに人気落語家となっていた談春さんが目の前に座っていらして、けれどそのすぐそばに談志師匠がいらしたので、談春さんはいつもの貫禄は消え鞄持ちのように小さく小さくされていた。
「赤めだか」で描かれている若き日の談春さんと、その時のお姿が脳裏で重なり、なんだかたまらない気持ちになった。
原作にもある談志師匠の「患うほど気を遣え」は名台詞。
できれば談春さんの名言「修行とは矛盾に耐えること」も盛り込んで欲しかったな。
そんな談春さんに自分を重ねるわけじゃあないけれど、
あー、やっぱり”修行モノ”にはとにかくめっぽう弱いのです、、