53th

October 29, 2024

 

 

 

皆さま

 

昨日10月28日の誕生日にはSNSやメール等々、沢山のあたたかいメッセージをいただきまして、どうもありがとうございます。
53歳になりました。

楽しいこと、幸せなことを積極的に自分に摂り入れて、ますます頑張ります。

 

さて、先日自動車免許の更新がありまして、30年ぶりにゴールドに返り咲きました。
それはそれは嬉しくて、ゴールド免許の特典やら更新方法やらあれこれ調べていましたら、今更ながら自分の免許証にいつからか記載してある「中型車は中型車(8t)に限る」の表記、たしかずいぶん前の更新の時に説明を聴いたはずがよくわかっていないまま、ようやく今頃になってその意味と内容を知ることとなりました。
詳しいことはここでは省きますが、ともかくこの免許、特に彫刻家のようにたびたびトラックを運転するような者には夢のような、そして今となっては新たに発行されることのない、我々世代にのみ発行された貴重免許だそうでその名も「古(いにしえ)の免許」と呼ばれているとか。まぁ呼び方はともかく、大事にしなければいけません。

 

その我々の世代、ドライブデートの定番モテ仕草といえば、バックするときに助手席の背もたれに手を回しカラダをぐっと捻るアレ。ところがバックモニターに指示表示が出るこの時代、アレをするのはモテ仕草どころかオジさんまるだしのダサ仕草だそうで。
ちなみに自分はアレではなく運転席側のドアを開けてカラダを半分車外に出して後ろを見る派なのですが、今どきのクルマでそれをすると安全装置だとかでガコンッ!とエンジンが停止してしまう始末。

 

我が愛車の’65マスタングはMT車でして、マニュアルを操るのが楽しくて30年近く乗っているのですが、現在国内でのMT車比率は僅か2%とのこと。
そしてナンバーはというと、こちらも今となっては貴重な「二桁ナンバー」。

見慣れたせいもありますが旧車に三桁はなんだか気持ち悪く思えてきます。けれど二桁ナンバーも今や全体の5%以下だそうです。

 

親父が生きていた頃「昭和ひと桁」というのを誇らしげに言っていた記憶があり、子供ながらに「昭和ひと桁」という響きになんとも男っぽいかっこよさを感じていました。そしてどうしたって超えられない生まれ年という貫禄への憧れがありました。

 

自分は生まれもナンバーも「昭和二桁」。
歳重ねるほどに胸張って、風斬っていきたいと思います。

 

 

彫刻家 大森暁生

 

 


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